72を切りたい!ゴルフを愛するアマチュア中年オヤジの「ゴルフ本」レビュー

~ゴルフレッスン本の感想、ゴルフあれこれ、その他いろいろ。気の向くままに~

あしかがフラワーパーク

http://www.ashikaga.co.jp/

 

 昨日(5/13)、あしかがフラワーパーク(栃木県足利市に行ってきました。

 

 午後からはあいにくの雨となりましたが、かなりの数のお客さんが入っていました。雨のフラワーパークというのも、晴れの日とはまた違う素敵な雰囲気があるようです。

 

 花の好きな妻が以前から行きたがっていたのですが、仕事の関係や、私の休日の使い方がゴルフ優先、寝坊優先、読書優先であったりすることから、なかなか行けずにいて、今回、やっと行けました。

 

 有名な藤棚は見ごろを過ぎてしまっており、ちょっと残念でしたが、ちょうどバラが見ごろだというので、そのバラを見てきました。「ローズガーデン&バラの咲く島」というエリアがありました。

 

 私はバラはおろか、およそ花というものに一切の興味関心を持たずに生きてきましたので、バラや花について、何の知識も持っておりません。

 

 正直なところ、私はバラにこんなに種類があるのかということすら、42歳の昨日までほとんど知らなかったのです。

 

 せっかく来たのだから全種類しっかり見ようと思って、妻とひとつひとつ、のんびり見て回りました。

 

 種類や「開発」(でいいのしょうか、素人なのでちょっと言葉がわからず、すみません)された園芸家の方のお名前、簡単な説明書きのある札をみると、日本、海外と、いろんな方がおられるようです。

 どれも見事なバラの花を咲かせることに情熱を傾けられている方々の一途さを想像してみたのですが、素人の私にはちょっと上手く想像できず……でも、とても大きな情熱をお持ちなのだろうなぁ、と思いました。そういう情熱を持つことができるということに、あこがれを感じました。

 

 どれも見事で、とてもきれいでした。知識のない素人の私が、直感的に気に入ったのは、これです。

 

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(右下の説明札:「うらら」 1993年。ショッキングピンクで育てやすい。1995年JRC金賞受賞)

 

 雨にもかかわらず、多くのお客さんが見事なバラの数々を楽しんでいました。きっとご自身も趣味で園芸を楽しまれているご様子の方も多く、そういう方々は、もう楽しくて仕方ないんだろうなぁ、なんて思いました。

 

 園内を歩いていて、ふと思ったのですが、素敵なバラの花の数々に囲まれて、不機嫌そうな方っていないんですよね。もちろんその方の内心までは見えないからわかりませんけども、少なくとも私には、みなさん楽しい時間を過ごされているように見えました。

 

 人を笑顔にしてくれる花っていうのは、すごいチカラをもつものだなと思いました。でも一方で、何かその方にとって悲しい思い出とか、つらい記憶を呼びおこす花というのも、きっとあるんだろうな、とも。

 

 いずれにしても、チカラのあるものなのですね。

 

 その後は、帰路途中にあった道の駅によって野菜を買って、食事をして、帰宅後は「西郷どん」も観ず、録画しておいたツアー中継も観ずに、すぐに寝てしまいました。 

 

 今度本屋さんに行ったら、バラについて私でも楽しめるような簡単な本を探して、買って読んでみようと思います。

練習器具。

 私はゴルフを始めてから、ほとんど「練習器具」というアイテムを使ったことがありません。

 

 ショップに行くと、実にいろいろな練習器具を売っていて、いくつか買ってみたこともあるのですが、すぐに使わなくなり、捨ててしまいました。

 

 今わが家にあるものといえば、ありふれたパターマットのほかには、ショートクラブがあるだけ。ショートクラブは、狭い部屋の中でも振れるのと、スイングにおけるいろいろなポイントのチェックに大変便利なので、毎日使っています。

 

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 (コレ。3,000円くらいで買いました。一日数分でもグリップしないと落ち着かないので、重宝しています。)

 

 でも、それ以外の器具は、たとえばスイング練習用の長い棒とか、一切使ってないんです。

 

 なぜかというと、それらは「本番で使えないから」です。実にいろいろな練習器具がありますが、それらはすべて「実際には使うことができない」ものばかりです。

 

 練習器具という「実際には使うことができない」アイテムを使って練習することによって、逆説的に「実際に使うことができる」もの、すなわち実際のスイング、ショットの向上に役立つというのは頭では理解できているつもりなのですが、直感では、なんとなく「本当にそうなのかなぁ」と思ってしまって。

 

 実際のプレーで、ショットのときに、たとえばショットの前にグニャグニャしたスイング練習機を数回振ってからショットするとか、方向を確認できるアライメントスティックを置いてショットするとかは、できないわけですよね。それなら、普段の練習も、そういうアイテムは使わず、ただ自分の身体とゴルフクラブだけを使って、実際に行うことができるショットの練習をした方が良いのでは……と思ってしまうんですね。

 

 練習器具を使うというのは、いわゆる「練習のための練習」になってしまう気がして。実際には使うことができないものを使っても、あまり意味はないのでは……と思うのです。

 しかも、練習器具ってモノにもよりますが、けっこうな値段するんですね。そのあたりに、なんとなく、こういう練習器具を作って売っている方々の商業戦略を想像してしまうのは、私の心の狭さでしょうか(ごめんなさい)。「ゴルフ好きはけっこうお金を使うから、なんか役立ちそうなアイテムを作れば、飛びついてくれるんじゃないか」とか……(笑)

 

 いや、そういうアイテムを否定しているわけでも、作っている方々を否定しているわけでもないんです。練習器具を使わないというのは、ただ単に、私の好みです。

 

 でも、あくまで25年も前に末端レベルの高校球児だった私の知る限りですが、たとえば野球の世界で、打者のスイング軌道をチェックするための練習器具なんて、ほとんどないと思うんですよ。せいぜい、実際に使うバットを軽く感じさせるために使う重たいバットとか、バットに装着する重りのリングとか。投手が投球フォームをチェックするための練習器具があるとすれば、古典的ですけど自転車のチューブを電信柱とか木に結び付けて引っ張るとか、シャドーピッチングといってフォームを確認するときに抵抗を感じるために利き手にタオルを一枚持つくらいです。あとは実際の公式球より少し重めの練習用ボールですが、これも実際に投げると肩を壊すので、握ってリストを鍛えるために使うものですし。

 打者は実戦と同じように実際にバットを振り、ボールを打って技術を高めていきますし、投手も実際に(キャッチャーを座らせて)ボールを投げて、技術を高めていくわけです。何か練習のときだけ使うことができて、実際の試合では使うことができない特別なアイテムを利用する(ただし、筋力アップその他、トレーニング用のアイテムは除きます。)ことで、技術を高めようと思っている選手は、おそらく、あまりいないのではないかな……と。

 

 おそらくサッカーとかバスケとか、テニスとか卓球とか、他のスポーツも、同じようなものなのではないかと思うのですが。

 

 それなのに、ゴルフだけが、(少なくとも私にはよくわからない)練習器具であふれているような気がします。

 

 もっとも、ツアー会場などで実際に第一線で活躍するプロゴルファーの練習風景を見学していると、いくつかの練習器具を使っている選手も多いんですよね。宮里優作プロも、ショット練習前にスイング練習機を使っていましたし。ツアー会場でスタート前の選手の練習を見ていると、アライメントスティックとか、けっこう使っている方も多いようですし……

 

 練習場に行っても、キャディバッグに練習器具を入れている方も、多くお見かけしますし……

 

 まあ、要するに私のゴルフへの理解が足りないということなんだとは思うのですが、練習器具メーカーさんには失礼ながら「その商業戦略には乗りませんよ、私のようなレベルの趣味のゴルファーを惑わして、大切なお金を使わせないでくださいね」というのが、本音です(笑)。

 

 (そう言いながら、「ゴルフ練習用品」のバナーなどが貼られているのは、ご愛嬌ということで、どうか寛大にご容赦願います笑)

 

 とはいえ、練習器具の上手な使い方があれば、私も取り入れてみたいです。どなたか詳しい方いらっしゃいましたら、ぜひご教示いただければ幸いです

内藤雄士プロ

内藤雄士プロ <A系> オススメ度:★★★★★

①ゴルフスイングバイブル(著者:内藤雄士 河出書房新社  2017年)

 

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ゴルフ スイング バイブル

 内藤雄士先生は、私がゴルフを始めた2009年ごろに勢いのあった先生です。

 当時は先生ご自身が模範ショットをしてくれているDVD付きのムック本が手に入りやすい価格で売られており(確か「500円」シリーズ、そんなシリーズものだったと思います)、ゴルフ雑誌にも頻繁に登場されていたように思います。私もMOOK本を買って、熱心に読みました。DVDも観ました。とても美しいスイングをされる先生です。

 

 (なお、本レビューは内藤先生の御著書の記事なのですが、谷将貴先生の理論に関する記述も多少混在します。その点、ご了承願います。)

 

 そういう意味では、当時まだゴルフを始めたばかりだった私にとっては、内藤先生の理論が今でも潜在的に「スタンダード」になっている面があるかも知れません。

 

 最近はツアー中継などでスイング解説をされたりしているのをお見かけしましたが、以前のように紙媒体への露出度は少なくなっているような気がして、「内藤先生はどうしておられるのかな……?」と、ちょっと気になっていました。そんなところに本書が発売されたので、思わず買いました。

 

 基本的に「腕と身体の同調」を極めて重視している点で、「A系」(オートマチック系)です。いくつかの点で違いはありますが、基本的に現在の私が理想として練習している谷先生の理論と同じような理論を展開されています。谷先生も「腕と身体の同調」の重要性を強調されています。というのも、内藤先生(1969年生まれ)と谷先生(1972年生まれ)は同世代で、ともにほぼ同時期にアメリカにゴルフ留学され、当時のアメリカの主流理論を勉強されて帰国されていますから、お二方の展開する理論に似通った点が多いというのも、自然なことだと思います。

 「腕と身体の同調」というのは、あのデヴィッド・レッドベター先生が大きなキーワードとされていることから、あくまで私の推測ですが、内藤先生も谷先生も、おそらくレッドベター先生の影響を強く受けて帰国されたのではないかと思います。

 

 本書は、今までいろいろなところで展開されていた内藤先生の理論を、ひとまとめに整理したという感じの本です。ですから2009年から2010年あたりに内藤先生の本を読んでスイングを練習したという方にとっては、それほど新しい面はない、というのが正直な感想です。

 

 ただ、私レベルが言うのもおこがましいのですが、当時と比べて「進化してるのかな」という点は、いくつかありました。

 

 2009年ごろのMOOK本を手放してしまったので(今思うと、もったいないことをしました)、あくまで私の記憶なのですが、当時は内藤先生も「体重移動(重心移動)」の重要性を強調しておられたように思います。「右→左」の移動です。軸を揺らしながらというほどの大きな動きではないですが、それでも右→左の体重移動(重心移動)の重要性を強調されていたという記憶があります。

 

 2017年発行の本書では、体重移動(重心移動)についてはそれほど強調されていない気がします。正しいスイングをした結果、体重移動(重心移動)は自然と生じる、という感じに、以前に比べると若干抑制された記述となっています。また、「切り返し」を「右股関節の上で」始めるという旨の記述があり、考えようによっては先生は「右軸」を採用されたのかな?とも感じます。

 

 この点、谷先生は、右股関節の上に体重を乗せるというのは内藤先生とまったく同じですが、ダウンスイングにおいて積極的(意図的)な左への重心移動を不可欠としますので、その点は内藤先生との大きな違いなのかなと思います。

 

 本書を読んで印象深かったのは、内藤先生が「骨格」という要素を非常に重視されるようになった、ということです。2009年から2010年ごろに私が読んだ内藤先生の本や記事では、骨格という要素はあまり出てこなかったように記憶しています。

 

 それに対して本書では、骨格という要素がスイング全体に与える影響についてかなり詳細に記されている箇所があり、それらは読んでいて素直に納得できる内容でした。

 特に「グリップ」については、私なりに要約しますと「その人の骨格によって決まるものである」という記述があり、なるほどと思いました。

 

 ウィーク、スクエア、ストロングと、グリップにはいくつかの種類があるところ、その重要性についてはゴルファーであれば誰でも認識しており、かつ、細心の注意を払っていると思います。そのグリップについて、内藤先生は「骨格で選ぼう」ということをおっしゃっているのです。これは、私には新鮮でした。

 

 かつての内藤先生は、いわゆる「ストロング・グリップ」を推奨されており、「これが現代のスクエア・グリップだ」とおっしゃっていた記憶があり、そのグリップを推奨されていたように思いますが、本書では「骨格によるグリップ選択の自由度」が与えられています。つまり、その人のオリジナリティといえる骨格に合ったグリップであれば、それが大きな間違いを含むものでない限り、どれでもいいのだ」というわけです。

 (なお、内藤先生も、谷先生もそうなのですが、やや緩やかなストロング・グリップを「現代のスクエア・グリップ」と称しているところがあり、これはどうなのかなと、常々思っています。ウィークはウィーク、スクエアはスクエア、ストロングはストロングという昔のままの定義でいいと思うのですね。わざわざ緩やかなストロング・グリップを「現代のスクエア・グリップ」と定義する意義と実益は、それほどないように思えます。)

 

 グリップとアドレスさえ正しく決まり、身体の動きが正しく行われれば、スイングは自動的に成立するというのが、内藤先生や谷先生のような「ボディーターン学派」とでもいうべきグループに属する理論の共通点だと思います。

 このグループに属する先生は「手や腕を使わない」ことを非常に強調するので、ある意味私のような普通の趣味のアマチュアにとっては難しいことを要求している面もあると思います。どうしたって、自然にゴルフクラブを振ろうとすれば、それが直線軌道イメージであれ円軌道イメージであれ、ほとんどの方は手や腕を積極的に使うでしょうから。かつての私もそうでした。特に公立の弱小高校レベルながら野球経験のある私は、手と腕の動きだけでゴルフを始めてすぐに90を切れましたから(その後はどうにもならなくなって、ボディーターン学派に「転向」したのですが笑)。

 

 ですから、今現在、手や腕を積極的に使っているアベレージゴルファー(80台前半~89くらい)は、「ボディーターン学派」に属する本書を読んでも、あまり役に立たないかもしれません。もしかすると、コースに出れなくなるほどにスウィングが崩壊する危険すらあると思います。手や腕を積極的にお使いになる方は、桑田泉先生や、三觜喜一先生の本を読まれる方がよいと思います。

 

 私は大枠でいえば「ボディーターン学派」門下生(ただし、ヘボ)なので、本書はかなり役立ちました。手や腕を使う意識をできるだけ消したい、というスタンスで練習されておられる方は、一読の価値があると思います。

 

  最後に、本書の「帯」です。

 

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 うーん。私は本書は好きですが、「日本版モダン・ゴルフ」というほどでは……私はベン・ホーガン先生「モダン・ゴルフ」陳清波先生「近代ゴルフ」も熟読していますが(よろしければ、「3-2. レッスン本レビュー「国外」・3-1. レッスン本レビュー「日本」もごらんください)、さすがにそれと比べるのは……

 

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 これは……レッスン本マニアの私への「挑戦」でしょうか(笑)。それとも、内藤先生からの「戒め」かなぁ……(笑) 

 

Nostalgia (1991年 浜田麻里)

 音楽記事(というほどでもないのですが)のトップバッターは、この人からいきます!

 

 浜田麻里さん。

 今でいうクール・ビューティ、その美貌とパワフルなボーカルで、おそらく今でも(特に私の世代では)人気のある歌手だと思います。

 

 「Nostalgia」は、私が浜田麻里さんという歌手を初めて知った曲です。

 


浜田麻里 「Nostalgia」

 

 当時、私は高校受験を控えた中学3年生で、それなりに夜遅くまで受験勉強をしていたときに、ふと休憩がてらテレビをつけたら、浜田さんが歌っていました。

 確か、当時流行っていた年越しライブ的な番組だったと思いますが、記憶はあいまいです。

 

 もう、一発KOでした(笑)。

 「うぉー、こんなきれいなお姉さんがいるのかーっ!」って。

 たぶん私が生まれて初めて一発KO、ホレた女性歌手かも知れません(いや、もしかしたらそれは森高千里さんか、森口博子さんだったかも知れないのですが……笑)

 

 その美貌はもちろんのこと、パワフルで伸びのあるハイトーン・ボイスに夢中になり、もうちょっとで高校受験だというのに、京王線調布駅前にある調布パルコのレコード・ショップに、浜田さんのCDを買いに自転車を飛ばしました。

 

 今みたいに、音楽ダウンロードとか、クラウドサービスなどなかった時代、そしてAmazonなどの通販も一般的でなかった時代、音楽を手に入れようと思えば、「CDレンタル屋さん」に走るか、レコード・ショップに行くしかなかった。

 

 私も今はデジタルサービスの恩恵を受けて音楽を楽しむようになりましたが、昔はそんな時代でしたよね。

 

 ちょっと番組イメージに合わせた感のある商業チックな曲ではありますが、

 Precious Summer (1992年)

 も好きでした。まさに1992年、私は高校球児(のハシクレ)でしたので(笑)

 


1992【熱闘甲子園】Precious Summer 浜田麻里 OP

 

 浜田さんといえば、そのルックスと歌の内容から「クール」「かっこいい」というイメージが強く、実際「カッコいい!」曲が多いのですが、

 Anti-Heroine (1993年)

 は、かなりかわいらしい曲です。浜田さんのイメージがちょっと変わる感じの一曲です。

 

 どの曲も私は好きです。素敵な曲がいっぱいあります。Paradox(1993)とかも、すごくカッコいいですし。

 

 今でもご活躍のようですから、機会があったらライブにも足を運んでみたいな、と思っています。

カテゴリーを新設しました。

 先日、あるきっかけがあって「尾崎豊」に関する私の想いを書かせていただいたことで、「8. 私のミュージック」というカテゴリーを新設しました。

 

 私は音楽についてそれほどの知識があるわけではない、ただの素人なんですけど、音楽はジャンルを問わず大好きです。

 

 年齢とともに好みの音楽は変わってきていますけど、このブログでは、私の印象に残っている音楽を、ほとんどは曲単位になりますが、いくつかご紹介していこうと思います。

 

 1975年生まれの私ですから、小学校高学年から高校卒業あたりまで、1986年ごろから1993年ごろまで、よく流れていた曲が中心になると思います。

 

 お若い読者の方がいらっしゃいましたら、「へー、今40代前半のオッサンって、こんな音楽聴いてたんだ」なんて思っていただければ幸いです。

 

 音楽というのは、とてもふしぎなチカラを持つもので、もしかしたらどれだけ鮮明な写真などより、その当時の雰囲気をカラフルに切り取っていると思います。

 

 写真を見ても思い出せないことがあっても、その音楽を聴くとその時代のことが、鮮やかに思い出されるような気がしませんか?

 

 もはや「ゴルフ本レビュー」ではなくなってきた感、ありますね(笑)

 

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

色のある世界

 「ゴルフ熱中記」というコラムタイトルながら、最近ゴルフに関係ない記事も増えてきており、すみません(笑)。

 

 最近、なんとなく思ったことです。

 

 休みの日に、天気が良くて、特にすることもなければ、妻と散歩に出ます。

 近所を30分から1時間ほど歩いて、スーパーで買い物をして帰ってくる程度のものですが、歩いていると、妻が「あ、お花が咲いてるよ」とか、「空の色がきれいだねー」とか、よくそんなことを言います。戸建てのお宅に植えられている木が芽吹いたり、つぼみをつけたりすると、そんなことにも気づくようです。

 「おー、芽が出てる」とか「あ、つぼみだ」とか言って、しばし立ち止まって楽しそうに眺めてたりします。空がきれいに夕焼けに染まれば、その色を見て感動したり。とにかく、「自然の色」に対して敏感というか、自然を感じるセンスがあるというか。

 

 そんな妻に対して、つい最近までの私は

 「ふーん」「へー」「ほー」「よかったねー」

 などとテキトーに相槌を打つだけだったのですが、長い時間をかけて影響されてきたのか、このごろ私も「自然の色」を感じることができるようになったような気がするんですね。

 

 「あ、花が咲いたな」とか「今日の空はきれいだな」とか、そのくらいのことですが、「自然の色」を感じるセンスがほんの少しだけでも、身についてきたように思うのです。

 

 都市部でも街を歩けば木も植えられているし、花も咲いているし、空はあたりまえのように広がっているわけですが、私はそれらに対して特に興味・関心を抱かず、これまで生きてきたんだなと思いました。木々の緑も、カラフルな花も、そこにあるにもかかわらず私の目には映っていなかったという感じです。空の色にしても、「はれ」「くもり」「あめ」の3区分しかない感じでした(笑)。

 

 でも、街を歩いているだけで、花の色、木の芽吹きやつぼみ、時間によって変化する空の色を感じて「きれいだな」と思える妻と、特に何も感じない(つい最近までの)私では、ちょっと大げさかも知れませんが、幸せの絶対値が違っていたのかな、と思うようになりました。

 

 妻は色のある世界に住んでいて、私は色のない世界に住んでいたといえるわけで、どう考えても色のある世界に住んでいる方が、幸せだよなぁ、と。

 

 色を感じることができる妻は、ただ街を歩いているだけで幸せを感じることができているのではないか?と思うようになり、なんだか私は今まで、ずいぶん損をしてきたような気がしています(笑)。

 

 これから初夏のいい季節になりますから、たとえばゴルフコースに出たときも、趣向のある植栽など、季節や時間ごとのさまざまな色を私も楽しめるようになるかな、なんて思いました。

 

 実際はコースに出ると、私の腕前では右往左往するばかりで、せっかくの風情を楽しむ余裕を持てないんですけどね……

 

 色を楽しむためにも、がんばって練習して、腕を上げようと思います(笑)。

お礼。

 今回は、この場をお借りして、本ブログをお読みいただいている方々に、お礼を申し上げます。

 

 趣味のゴルフについて自分なりに技術を向上させたい、知識を深めたいという動機からこのブログを始めましたが、いつのまにか「ゴルフ本レビュー」というブログタイトルからはかけ離れた記事なども、思うままに書かせていただくようになりました。

 

 ブロガーとしては超初心者の私ですが、自分が書いたものをどなたかにお読みいただけるというのが、こんなにうれしいものなのかと、改めて思っております。

 

 ゴルファーの方がお暇なときにちょっと目を通していただければいいかな、とは思っていましたが、幸運にもゴルファー以外の方々にも駄文にお目通しをいただいているようで、大変ありがたく、うれしく思っております。

 

 今、5/9(水)、午前0:45です。私の住んでいる千葉県の小さな街では、5月の暖かさはどこへやら、冷たい雨が降っております。

 

 それでは、おやすみなさい。

 

 今後ともよろしくお願いいたします。