72を切りたい!ゴルフを愛するアマチュア中年オヤジの「ゴルフ本」レビュー

~ゴルフレッスン本の感想、ゴルフあれこれ、その他いろいろ。気の向くままに~

女子ツアー

 女子ツアーでは、「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」 が近づいてきました。5月3日~5月6日にかけて、茨城ゴルフ倶楽部西コース(茨城県で開催されます。GW中、すべて休日にあたるという今年度の開催ですから、きっと大勢のギャラリーが観戦につめかけるでしょう。天候に恵まれるといいですね。私も観戦に行こうと思います。

 

 そのメディア・デーで、前年度優勝されたキム・ハヌルプロがインタビューに答えているのを、雑誌などで拝見しました。開催コースは「バンカーが難しい」とおっしゃっていたようですが、連覇なるでしょうか。目下飛ぶ鳥を落とす勢いの鈴木愛プロなど、ほかの選手の方々の活躍も含めて、大変楽しみです。

 

 そのキム・ハヌルプロについて、2017年9月の「日本女子オープン」我孫子GC、千葉県)を観戦に行った際、スタートホールでティショットを見たのですが、テレビ中継や雑誌で見るよりも、はるかに大柄な印象でした。身長も高いですし、しっかり鍛えているという感じに見えました。一言でいうと「強そうだな」という印象でした。

 

 テレビや雑誌で見ると、まるで女優さんかモデルさんのような雰囲気ですが、実際に目の前で見ると、「しっかり鍛えたアスリート」という印象でした。一緒に観戦していた妻が「ハヌルちゃんって、思ったより大きいんだねー」と言っていましたし。考えてみれば当たり前のことですが、しっかり鍛えて、強い身体を手に入れなければ、ツアーの世界で生き抜くことなど、到底できないんですよね。

 

 近年の女子ツアーは、たいへん人気です。地上波に関していえば、男子ツアーのテレビ中継はなくても、女子ツアーの中継はあるという週もありますよね。

 

 女子ツアーの選手はみなさん華やかで、元気で、明るい雰囲気ですから、それも当然なのでしょう。いわゆる「ビジュアル面」でも「絵になる」選手でいっぱいですから。でも、その「華やかさ」だけで女子ツアーという舞台や選手の方々を「商品として売る」というなら、ゴルフファンとしては、少し寂しい気がします。雑誌などでも、その華やかさをメインにして読ませようとする記事も多いような気もします。

 

 私も楽しくテレビ観戦していますし、雑誌などの記事も毎回楽しく読んでいます。女性の方が持つ華やかさを前面に出すのは、悪いことではないと思っています。ただ、ツアーの第一線でプレーするというのは、私などには想像すらできない大変な背景があると思います。華やかさの裏に、ツアープレーヤーとしての地位を得て、またその地位を確保するために、まさに人生をかけた必死の努力があるのでしょう。そういう背景や、プロならではのハイレベルな技術などがあわせて伝わるようなテレビ中継や雑誌の記事などがもっと組まれるようになれば、ゴルフファンとしてはうれしいな、と。そんなことを思いました(もちろん、そういう良質な中継や記事の方が多いのです。記事に関していえば、私の印象では、「週刊パーゴルフ」さんに良い記事が多いように思います)。

 

 さて、テレビ観戦も楽しいですけど、目の前で「選手の強さ」を感じることができるツアー観戦も、すごく楽しいですよ。女子ツアーも男子ツアーも、どちらも面白いですから。

 

 ゴルフは好きだけど、わざわざ遠くまで観戦に行くのはちょっと……という方、ぜひ一度、会場に足を運んでみてください。きっと、もっとゴルフが好きになると思います。

 

(大会の詳細はコチラ)

www.lpga.or.jp