72を切りたい!ゴルフを愛するアマチュア中年オヤジの「ゴルフ本」レビュー

~ゴルフレッスン本の感想、ゴルフあれこれ、その他いろいろ。気の向くままに~

オーバースローとサイドスロー

 今回は、野球ネタになります。

 

 野球では、少しだけ投手をしていた経験があります(誰も投げれるヤツがいなくなったときの「緊急要員」)。投手としては、サイドスローという投球フォームでした。私の決め球(?)は、球速90kmを下回るほどで、右打者のストライクゾーンからアウトコース低めにそれていく「スローカーブでした(ことごとく長打されたので、決め球でもなんでもないですが……)。

 

 投手の投球フォームは大きく分けて4つ、オーバースロー」「サイドスロー」「アンダースロー」、オーバースローサイドスローの中間といわれる「スリークォータースロー」というのがあります。

 

 オーバースロー」と「スリークォータースロー」は「身体のタテ回転」で投げるタイプで、サイドスロー」と「アンダースロー」は「身体のヨコ回転で投げるタイプ」といって良いと思います。つまり、身体の使い方が違うのですね。

 

 身体を「タテ回転」で使うのか「ヨコ回転」で使うのかは、ゴルフにおいても全然違うスイングを生むと思います。私はゴルフのスイングを「M系(マニュアル)」、「A系(オートマチック)」に区分けして楽しんでいますが、おそらく身体を「タテ回転」で使う方はM系がフィットし、「ヨコ回転」で使う方はA系がフィットする、ということになるのではないかと思います。

 

 私自身はゴルフを始めたときは「M系」だと感じており、その後「A系」へモデルチェンジしたわけですが、投手としての私の自然な身体の使い方だと、そもそも私はサイドスローの「ヨコ回転」で投げていましたから、もともと「A系」だったのかも知れません。おそらく、最初はゴルフスイングに野球のバッティングのイメージを強く重ねていたので、「M系」だと感じていたのでしょう。

 

 中井学先生や谷将貴先生の理論を勉強して「A系」にチェンジしたら好結果が出るようになったのも、私はもともと身体を「ヨコ回転」で使うサイドスローの投手だったからだと思っています。

 

 野球経験、特に投手経験のある方は、選手時代のご自身の投球フォームに合わせて、スイングのタイプをお考えになってみてはいかがでしょうか。たぶん上手くいくと思います。保証はできませんが……(笑)