72を切りたい!ゴルフを愛するアマチュア中年オヤジの「ゴルフ本」レビュー

~ゴルフレッスン本の感想、ゴルフあれこれ、その他いろいろ。気の向くままに~

トレーニング

 私、明日からトレーニングを始めようと思います。

 

 ゴルフを始めてから今まで「やらねば」とは思っていたのですが、生来の怠惰な性格ゆえ、ちょっとやってみてはすぐやめる、の繰り返しでした。ジムに入ってがんばろうとしましたが、気づけばお風呂に入って帰るだけの「お風呂会員」になり下がる始末で、とにかくサボり続けておりました。

 

 で、ちょっと前の話になるのですが、暇つぶしに立ち寄ったバッティングセンターで打席に立ったところ、まったく打てなかったんですね。

 

 バッティングセンターに備え付けられているバットは、少年野球用の軽い軟式バットです。とりあえず久しぶりなので、120km/hの打席に入りました。最低末端レベルとはいえ一時期は野球に熱中した私ですから、バットを持って打席に入るというのは、やはり身体が覚えているものです。無意識ですが25年前と変わらぬルーティンで、打席に入りました。

 後ろで少年野球の子どもたちが順番を待っていましたが、「少年たち、オジサンがお手本をみせてあげよう」とばかりに自信ありげな私。さあ、来い、マシンくん。

 

 ……速い!120km/hが、速い!

 

 当てるのがやっと、空振りもする。25球で、前に飛ばせたのは数えるほどしかなかったです。なんだかとても恥ずかしくなりました。子どもたちの冷ややかな目線から逃げるように、スゴスゴと打席を出ました。かなり悲しかったです。

 

 うーむ、と思って、少し球速を下げて、115km/hの打席に立っても同じ。

 

 あまりに面白くないので、100km/hまで下げてもダメ。

 

 3回、75球スイングして、もうヘトヘト。200円×3回=600円を返してくれ!と思いました(泣)

 

 バットを持って、打席に入り、スタンスをとるまでのルーティンをみたら、誰もが経験者だと思うはず。スイングも、けっこうシャープに振る方だと思います。

 

 でも、当たらない。飛ばせない。ファールがやっと、空振り連発。散々の結果に、もう笑ってしまいました。

 

 そのとき思ったのは、バッティングのイメージは完全に脳に記憶されているのですが、脳の指示どおりに身体が動かないんだなぁ、ということです。

 

 もはや少年野球用の軟式バット(硬式用とくらべると、オモチャみたいなバットです)すら振れないわけです。バットを振る腕、上半身の筋力もなく、スイングを支える下半身の筋力もないので、スイングが成立しないんですね。投球に対してバットを振っていくとき、バットの軌道を維持できないんです、たぶん。だから当たらない……

 

 私はつなぎ役の打者でしたからもともとパワーはないのですが、センターから右方向にカツーンと打ち返すのは得意な方でした。それが、もはや当てるのがやっと。

 

 そのとき、「あ、俺のゴルフ、手で打ってるだけなんだ」と認識させられました。自分では「ボディーターン学派」所属(?)と思って調子に乗っていましたが(笑)、バッティングセンターで打席に立ってみたとき、ああ、ゴルフでボディーターンなんて全然できてないんだな、と痛感させられました。

 100km/h~120km/h程度のマシン相手の打撃で散々というのは、まったく身体が動けず、何も反応できていない証拠です。だから、ゴルフでも実は打てていなくて、ただ器用な手と腕でクラブをヒョイと動かして、なんとなく打っているだけなんだな……

 

 無念です。しかし、自業自得です(泣)

 

 これは大変、悔しいので、トレーニングを始めようと思ったわけです。

 

 で、ようやく今日、その決意をしたと。

 

 25年前のような身体に戻ることはできなくても、43歳としては強い身体を手に入れたいなと思います。まずはスイングを支える下半身を鍛えよう。おー。

 

 しかし、続くかなァ……

 

 また3日くらいで挫折するんじゃないかなァ……

 

 「明日から」とか言ってる時点で、すでにダメなんじゃないかなァ……

 

 今回はこのあたりで、失礼いたします。

 

 今日も一日、おつかれさまでした。明日という一日が、良い一日となるといいですね。