72を切りたい!ゴルフを愛するアマチュア中年オヤジの「ゴルフ本」レビュー

~ゴルフレッスン本の感想、ゴルフあれこれ、その他いろいろ。気の向くままに~

TOGETHER (1988年 小比類巻かほる)

 今回は、この方です。

 

 小比類巻かほるさん。

 Kohhyの愛称、パワフル、ソウルフルなボーカルとキレのあるダンスアクションで、(私の印象では)1980年代半ばから1990年代半ばあたりまでの日本のミュージックシーンで大活躍された方です。当時の年末のテレビ番組といえば紅白歌合戦が定番でしたが、その紅白にも2回出場されており、ファンでなくともそのお姿を覚えているという方も、多くおられるのではないでしょうか。

 


小比類巻かほる TOGETHER

 

 もともとデビュー曲「Never Say Good-Bye」(1985年)はテレビドラマ主題歌、City Hunter~愛よ消えないで~」(1987年)はテレビアニメ主題歌ということで、小比類巻さんのお名前が世の中に浸透していくのも早かったと思いますが、私が小比類巻さんの音楽に出会ったのは少し遅れて、1991年夏に東京で開催された世界陸上競技選手権大会世界陸上)のイメージソングTIME GOES BYでした。

 

 当時の私は高校生活にも慣れて、世の中のいろいろなことに興味を持ち始めた頃に、ちょうど東京で開催された世界陸上の様子は、けっこうテレビで連日、熱心に報道されていたように記憶しています。

 

 何ともいえずロマンのある雰囲気のイメージソングが、当時本格的に野球というスポーツにのめり込み始めた私には強く印象に残って、それがきっかけで小比類巻さんの音楽を聴くようになりました。だから、いちばん最初に買ったアルバムは「silent」(1991年9月)でした。

 

 その後、それよりちょっと前に発売されていた「KOHHY’S SINGLES」(1991年7月)を買って、その2枚のアルバムはよく聴きました。

 

 正直なところ、私はオリジナルアルバム1枚と、比較的初期のヒット曲をセレクトしたベストアルバム1枚の2枚を聴き込んだだけですから、ファンとしてはビギナークラスにすぎないのですが、とにかくカッコいいな、すごいなあと。

 

 特に今回ご紹介した「TOGETHER」は、いちばん好きですね。最初から最後までカッコいいですが、後半に入るあたり、ちょっと曲調が変わるところ(こういうの、音楽の専門用語ではなんというのでしょう?ちょっと素人なもので、知らなくてすみません)

 

 「夢のかなたまでにも戻れるような 君を誇りに想う」

 

 という部分が特に好きです。

 

 この一曲は、今でもけっこう聴きます。ラウンドの日は、早朝からゴルフコースに向かうクルマの中でガンガンにかけて、テンション上げたりしています(笑)

 

 それにしても、この記事を書くためにあらためてYouTubeにアップされている映像をみたのですが、小比類巻さんって相当きれいな方んですね……

 

 当時16歳の私には、どういうわけか、それがわかっていなかったというのが、42歳の今となって多少、悔やまれるところです(笑)

 

 2018年も5月の半ばを過ぎました。私もまもなく43歳になります。そんな今でも、才能あるお若いアーティストの方々が次々と素敵な音楽を生み出されていると思うので、そのような音楽もしっかりと聴いてみたいとは思っていますが、気がつけば自分が若かった、印象的な季節に流れていた音楽ばかり聴いている自分がおります。

 

 それがいいことなのか、それとも停滞もしくは退廃なのか……

 

 自分では、よくわかりません(笑)