72を切りたい!ゴルフを愛するアマチュア中年オヤジの「ゴルフ本」レビュー

~ゴルフレッスン本の感想、ゴルフあれこれ、その他いろいろ。気の向くままに~

小さなことですが

 先日、夜中に暇つぶしに古い映像をみていました。

 

 もう25年前の、ある野球の試合です。

 

 どうということのない地方大会の試合を、地元のケーブルテレビ局が撮ってくださったもので、私の高校時代、最後の夏の試合です。

 

 今の映像のように鮮明な映像ではない、1990年代初めの映像で、古いVHSテープに残されていたものを、どういうわけか折り合いの悪い父が、業者さんに頼んでDVDに残してくれたものです。

  

 私は疲れたとき、昔の映像をみることで、逆に前に進もうとする思考があり、そのときも少し疲れていたのでしょう、古い映像を、リビングのテレビで眺めておりました。

 

 小さな地方のケーブル局とはいえ、テレビ局さんが撮ってくださっただけあって、古いですが、よく撮れていて、43歳になろうとする今、画面の中には17歳の私がおり、なんともふしぎな気分になります。

 

 お茶を入れながら、その映像を眺めていた妻が、

 

 「これは、あなたにとっての甲子園やったんやね」

 

 そう言いました。

 

 私は即座に否定しました。弱小の公立高校どうしが対戦する地方大会の試合など、レベルからいえば、いわゆる「高校野球」のレベルにすら遠く及ばないものです。現役時代から思っていたことですが、仮に中学の選抜チームと戦ったら、負けるだろうなと(笑)。そんなレベルの試合の、どうということのない映像です。

 

 「それでも、これはあなたにとっての、甲子園だと思います。」

 

 妻はそう言いました。

 

 おそらく、私にとって、この後どれだけ長生きしても聞くことができないであろう言葉の一つを、私は妻から聞きました。

 

 当たり前ですが、17歳の私は、そのとき将来の妻となる女性など、知りはしません(だいたい、その試合のスタンドでは、当時交際していた女の子が応援に来てくれていましたしね笑)。そのとき、私の存在など知りもしなかった妻も同じでしょう。まさか、こんなどうしようもない男の妻になるとは、夢にも思わなかったでしょう(笑)。

 

 その試合から長い年月が過ぎて、私の妻になってくれた女性が、今まで誰も言ってくれなかった言葉をかけてくれました。それが、「これはあなたにとっての、甲子園」という言葉です。

 

 そのとき、私は「それは、高いレベルで野球に打ち込んだ方々に失礼だよ」と、笑ってごまかしました。正直、私などのレベルでは、野球をやったうちには入らないのです。野球というスポーツに関しては、好きこそなんとやらで、知識だけはおそらく人並み以上に(きっと、ゴルフに関する知識をはるかにしのぐほどに)持っているつもりですが、ずっと控え選手で、最後の最後にようやっとひとケタの背番号をもらって、運よく最後だけレギュラー扱いを受けただけという。

 

 でも、ひとケタの背番号をもらうためだけに、当時の私は、できることは何でもしたつもりです。才能のない選手が表舞台(誰もみていませんが笑)に立つには、どうすればいいのか。考えつく限りのことは、すべてしたつもりです。

 

 古い映像から、妻はそれをわかってくれました。野球のことなど、何も知らないにもかかわらず、です。

 

 妻に気づかれないよう、ちょっと泣きそうになりました。

 

 どうということのない中年となった今、どなたにとっても、その方にとっての「甲子園」があるんだな、もしくはあったんだなと思います。誰も気にもとめない、小さな出来事であったとしても、その方の生涯の支えとなる「甲子園」というものが、大なり小なり、どなたにもあるんだと思います。

 

 それは、きっとあてどない人生を前に進めてくれる、客観的にはどれだけ小さなものでも、その方にとっては、かけがえのないものなのだと思います。どなたにとっても、そういう「小さな甲子園」というのは、あるのではないかと思います。

 

 今回はこのあたりで。なんとなく眠れず、こんな時間の投稿となりました。

 

 夜明けが早くなりました。皆様におかれましても、どうぞ今日の一日が素敵なものとなりますように。

 

 今日は、そうですねぇ、夜になったら、練習場に行くとしましょう。最近取り組んでいる、スイングの課題があるもので……それを身につけたら、80台が切れるかな?(いや、ダメかも)

 

 早朝で変ですが、おやすみなさい(笑)

どの説も正しい。

 「ゴルフ本レビュー」という本ブログのタイトルのとおり、私はレッスン本を読むのが大好きです(そのわりに、「レッスン本レビュー」の記事が少なくなっている今日この頃ですが、どうかご容赦ください笑)。

 

 記事をお読みいただいている方の中には、「このオッサン、こんなに本読んでどーすんだ?」「どれか一冊に集中して、そのレッスンに集中すればいいのに」とお思いになる方もいらっしゃるかも知れません。

 

 確かにそのとおりで、そう言われると返す言葉もなく、「すみません、好きなもので」というより他にないのですが……(笑)

 

 私は社会科学系を専攻した人間なので、より現象に対して厳しい姿勢を持つ自然科学系の論争の世界では、また私の知らない考え方があるとは思うのですが、

 

 ある問題点に対して、その解決策としてA説B説という、異なる説が展開されているとします。いずれも自説が正しい、妥当であると主張しているとします。

 

 このとき、学習者である自分がA説とB説のどちらを選ぶか、言い換えればその問題点の解決策としてA説とB説のいずれに依拠するかというのは、結局は自分の価値観、端的にいえば好みとか相性によって決めることになるわけですが、いずれの説を選ぶにしても、その説を理解し納得するためには、その反対説も理解する必要があると思うのです。

 

 「A説を採用する。だからA説を学ぶ。他の説には目もくれない」という学習の仕方は確かに一途で、迷いのない純粋な学び方ではあります。しかし、「A説を採用する。だからA説を学ぶ。でもB説も間違っているというわけではない。だから、同時にB説の主張することも、A説を理解するために学ぶ」という学習の仕方も大切だと思います。

 

 異なる説であっても、自分の採用する説をより理解するために学ぶというのは、とても大切なことだと思います。同時に、それは「へー、こういう考え方もあるんだなぁ」という素朴な形で、自分とは違う考え方を展開する人への敬意にもなるとも思います。

 

 往々にして、ある問題点に対する解決方法としてA説とB説があり、両者が対立するとき、それは問題解決へのアプローチの方法が異なるだけで、「その問題を解決する」というゴールは共通するものです。

 

 ちょっと大げさな例になりますが、「世界の平和を実現する」という問題があるとき、世界の平和を実現するためにAという方法とBという方法があり、両者はまったく(一見、両者は相容れない)異なるアプローチをとるものだとしても、目指すところは「世界の平和を実現する」という点で何ら異なることがないわけで、その違いは価値観とか好みとかによるものでしかないわけです。

 そうであれば、Aという方法をとる場合でも反対のBという方法の言いぶんにも耳を傾け、逆にBという方法をとる場合でも反対のAという方法の言いぶんにも耳を傾けるという姿勢の方が、自分が選ぶ(依拠する)方法をより深く理解できる、ということにつながるわけです。

 

 だから私は、ゴルフというものに関するいろいろな理論を読んでいるわけです。決して手当たりしだいに何でもやってみるだけ、というわけではないんです(笑)。

 

 先日の記事で書かせていただきましたように、私は坂田信弘先生の素敵な記事でゴルフのスイングは体重移動態スイング」「回転態スイング」に分けられるということを知ったわけですが、私は「体重移動態スイング」という方法を選びたいわけです。

 

 だから、体重移動態スイングを展開していると思える本(たとえば、谷将貴先生の本)だけを集中して読み、練習に励み、その他の方法論はすべてシャットアウトするという選択肢もあるとは思うのです。でも、体重移動態スイングを理解し身につけるためには、回転態スイングというものを展開している本も読み、ときにはそのスイングを真似しようと努力してみることも大切なのでは、と思うわけです。どっちにしたって、ベストのスコアを目指すというゴールに変わりはないわけですから。

 

 今回は、ちょっと理屈っぽい記事となってしまいました。

 

 いずれにしても、自分の価値観や好みとは違う考え方や方法論があり、その主張をも学ぶことは、結局自分が良しとする考え方や方法論の理解を深めることにつながるのではないかと思っております。

 

 今回は、このあたりで。私の住む千葉県の小さな街では、静かに雨が降っています。静かな雨は、季節外れの、少しの寒さをも運んでくれます。

 

 みなさんの街は、どのようなお天気でしょうか?

カズさん。

 カズさん。三浦知良、KAZU、KING・KAZU、カズ。

 

 サッカーを知らない方でも、そのお名前は知っているという方がほとんどと思われる、わが国における国民的スーパースターのサッカー選手、三浦知良さん。

 

 私は大ファンで、カズさん関連の本は、ほとんどすべて読んでいると思います。「いちばん好きなスポーツ選手は?」と問われたら、プロ野球選手でもプロゴルファーでもなく、私は即答で「カズ」と答えるでしょう。カズよりカッコいいスポーツ選手を、私はまだ知りません。

 

 とにかくすべてがカッコいい!

 

 心底から「こういう人になりたい!」と思える、とても素敵な方です。

 

 ワールドカップ(1994年アメリカ大会)出場の夢を後半ロスタイムで打ち砕かれた、今でも伝説的な一戦ドーハの悲劇」、そして迎えることになるJリーグ開幕前夜、当時野球に夢中でその他のスポーツについてはほとんど興味のなかった私は、当時メディアが時代の寵児として盛んに取り上げるカズにも、それほど興味があったわけではありませんでした。「何か、ブラジルでサッカーやってて、プロだったすごい人らしい」というくらいの認識でした。1994年の春に高校を卒業してからも、私にとってスポーツとは野球がすべてで、その他の競技にはあまり興味を持っていませんでした。

 

 「サッカーって、すごく面白いな!」と興味を持ったのは、1997年、ワールドカップ初出場を目指す日本代表が、1998年フランス大会の切符を賭けて挑んだアジア最終予選でした。

 

 1997年9月7日、初戦をホーム国立競技場(東京)で、ウズベキスタン代表を迎え撃つ初戦、当時の日本代表の2トップ、城彰二選手とともにボールにひざまづき、祈りをささげてキックオフ。その光景をテレビ中継で見て、ちょっと引き込まれてしまったのです。私は当時サッカーに関する知識は皆無でしたが、この試合をきっかけにサッカーを楽しむようになって、今では「イッパシ」のつもりでおります(時代遅れでも、3-5-2、が好き。特に「フラット・スリー」が笑)

 

 その後、1997年9月28日、ホームで永遠のライバル・韓国代表を迎え撃つ、この最終予選の雌雄を決する一戦は、後半21分、山口素弘選手(モトさん)伝説的、そして芸術的なループシュートで先制し、加茂周監督FW呂比須ワグナー選手に替え、センターバックにDF秋田豊選手を投入して逃げ切りを図るも逆転負け、次戦のアウェイ、1997年10月4日カザフスタン戦後に更迭(後任には、岡田武史ヘッドが内部昇格)となる引き金を引くゲームとなりましたが、韓国代表の厳しいマーク、ディフェンスによりカズさんは負傷、その後はベストパフォーマンスでプレーできない状態となりました。

 


山口素弘 伝説の芸術的ループシュート 1997年日韓戦

 

 その後も日本代表は苦戦を続け、それでもどうにかアジア第三代表の権利を賭けたプレーオフ、1997年11月16日、今でもジョホールバルの歓喜として有名な一戦、当時のイランの国民的英雄と誉れ高いアリ・ダエイ選手を擁する難敵、イラン代表との戦いに挑むことになります。

 

 諸般の事情から第三国であるシンガポールジョホールバルで行われた運命の一戦、カズの時代が終わります。後半18分、岡田監督は、なかなか試合を決定づけることのできないFWをチェンジ、フィールドでは審判が、選手交代を告げるボードを持ってライン際に立ちます。ボードには「11」のナンバー、カズは自分の胸に刻まれた「11」を示しながら、「俺か、本当に俺なのか」というジェスチャーを見せます。

 

 当時、最終予選で苦戦を続ける日本代表に対して、容赦ないバッシングが浴びせられていました。その矛先は、いうまでもなくカズに向けられ、台頭していた新世代の中田英寿選手への注目もあり、「カズ不要論」が吹き荒れていました。そんな状況で、韓国戦での負傷も隠してプレーしていたカズさんの「時代」に終わりが告げられた瞬間でした。

 

 岡野雅行選手(野人)の劇的なVゴールでその試合に勝利した日本代表は、ついにワールドカップ初出場を果たします。

 

 サッカー界最高の晴れ舞台であるワールドカップに初めて挑む日本代表メンバーの名前に、カズの名前はありませんでした。

 

 私見ですが、2018年を迎え、「平成」の世も終わりを告げることが決まった今のほうが、カズの人気は、すごいと思います。1990年代前半、カズが「スーパースター」として日本に帰ってきて、Jリーグが発足し、多くの方々がサッカーという競技の面白さを知った時代よりも、今の方がカズの人気はあるのではないかと思っています。1990年代、カズはスーパースターである故に「アンチ」も多かったと思うのですが、2018年の今、アンチは少ない、もしくはほとんどいないのではないかと。

 

 すべては、フランス大会に挑む代表メンバーから落とされたときの、カズの記者会見にあると思います。あの記者会見で、カズの魅力、凄さに、多くの人が改めて気づいたのではないでしょうか。

 

 「日本代表としての魂は、フランスに置いてきた」

 

 そう一言、あとは記者の方々の、ちょっと無遠慮な質問にも淡々と応じ、うらみがましいことは一切言わなかったカズ。そして、その後も決して第一線の、華々しい舞台に立つ機会を与えられなくても、何一つ不平不満を述べず、「僕はただ、サッカーが上手くなりたい」というだけで、黙々とプレーを続けているカズ。

 

 ファンは、そんな姿を、ちゃんと正しく受け止めたのでしょうね。だから、今でもカズのファンは、熱狂的に彼を支持するのだと思います。私も、その一人です。

 

 時代という名の舞台装置の中心で、華やかなスポットライトを浴び、「日本をワールドカップに連れていく」と豪語してはばからなかった男が、それを実現するだけの実力を備え、功績を残しながら、そのワールドカップの舞台に立つことはなかった。

 その意味、そしてその価値、夢破れた一人の人間がとるべき態度とか、そういったものに魅せられて、わが国のサッカーファンは、カズという人をちゃんと理解しているのですよ。

 

 自分が人生を賭けた夢を果たせなかったとき、人はどのような態度をとるのか。そしてそのあとの人生を、どのように送るのか。

 

 すべてカズが教えてくれているように思います。

 

 私もファンとして、50歳を越えて日本代表に戻れ、ワールドカップのステージに立て、とは言えない。それはつらすぎる想いですから。

 

 ただカズには、信じる道を歩み続けてもらいたい。本当の意味での、苦難などに直面したことのない、私のような平凡な中年のためにもと思うのは、私の身勝手でしょうか。

 

 今回は、このあたりといたします。

 

 みなさま、本日も大変お疲れさまでした。

 

 明日も、がんばりましょうね!

春季高校野球・関東大会

 今日は私は休みだったので、ちょうど千葉県で開催されている高校野球の大会を観戦してきました。「春季関東地区高等学校野球大会」、いわゆる関東大会というものです。

 

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 今日は大会3日目、準々決勝で、会場は千葉県野球場(千葉市稲毛区です。朝からJR、モノレールと乗り継いで、売店でペットボトルのお茶とお弁当を買ってスタンドへ。

 

 第1試合の東海大相模(神奈川推薦)vs常総学院(茨城1位)を途中からと、第2試合の日大三(東京1位)vs習志野(千葉2位)を観戦しました。

 

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 群馬、栃木、茨城、神奈川、埼玉、千葉、山梨、東京の各代表校が出場する春季関東大会は、甲子園常連校など強豪校が顔をそろえるので、ハイレベルなゲームが展開されることから、関東在住のコアな高校野球ファンには注目の大会で、今日も平日であるにもかかわらず、多くのお客さんが入っていました。

 

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(3塁側スタンドより。試合開始前「7分ノック」の光景。私は高校野球では、神宮球場マリンスタジアム横浜スタジアムなど「プロ仕様」の球場で行われる試合より、こういう地方球場で行われる試合の方が雰囲気があって好きです。) 

 

 高校野球といえば、一般の方は夏の甲子園春の甲子園、またはいわゆる甲子園の予選、「夏の地方大会」をイメージされると思いますが、秋季大会や春季大会という各県、各地域ごとに開催される大会も非常に面白いので、機会がありましたら、ぜひ一度観戦に足を運んでいただきたいと思います。

 

 あくまで私見ですが、私自身は夏休みには甲子園球場までクルマを飛ばすほどに、夏の甲子園のファンであるにもかかわらず、夏の甲子園というのは(春の甲子園も似たようなもの)、高校野球の本当の姿がうまく伝わらない面もあると思っています。特に夏の甲子園は、夏という極めて印象的な季節のさなかに開催されることもあって、夢見心地な面が強すぎると思っています。だからこそドラマチックで楽しいんですけど、ちょっとメディアの扱いが熱烈に過ぎるかなというところもありますし、もはや夏の甲子園というのは、高校野球の本当の姿(というより、日常の姿)からは、ちょっと離れてしまっているのかな、と思っています。

 

 これに対して、秋季大会や春季大会では、高校野球の本当の姿、日常の姿を目にして楽しむことができると思っています。入場料は取られますが(600円程度)、お客さんは入っていても、ふつうの平日に行われることもあって派手な応援もありませんし、のんびりと静かに野球を楽しむことができると思います。

 

 そういう観戦の中では、ぜひ、グラウンドでプレーする選手やベンチに控えている選手たちの「声」を聴いていただきたいです。夏の甲子園や、その予選の決勝近くの試合になると、お客さんも万単位、派手で華やかなブラスバンドの大応援団の応援で地響きするくらいですから、グラウンドレベルの選手の声を聴くことはほとんどできません。でも、秋季大会や春季大会なら、試合中の選手たちの元気な声が、よく聞こえます。具体的な指示、かけ声、仲間を応援する声などが、よく聞こえてくるので、それに耳を傾けながらゲームを観戦するというのも楽しいですよ。特に、夏の甲子園春の甲子園をテレビで観るだけ、といった方には、ちょっと新鮮な楽しさがあると思います。

 また、甲子園大会や、地方大会でも決勝戦などはプロのウグイス嬢の方が場内アナウンスを担当されますが、こういう地方や地域の大会では、地元の普通の(といっても、近隣野球部の女子マネさんだと思いますが)女子高生がアナウンスを担当するので、その初々しさも、いい雰囲気を出していたりします。たまにアナウンスを間違えてしまい、「失礼いたしました……」と懸命に訂正したり、ふつうの女の子がネット裏の放送ブースで一生懸命がんばっている姿を想像すると、選手だけでなくそういう子たちも「がんばれ、がんばれ!」と応援したくなりますね。

 

 今日、ひさしぶりに春季大会を球場で観戦して楽しかったのは、そのグラウンドレベルの選手たちの声が、25年前とほとんど変わっていないということでした。

 

 「狙ってけー、狙ってけー」

 「落ち着いてなー、ラクに行けラクにー」

 「ライナーバック、ライナーバック!」

 「ランナー気にするな、バッター勝負、バッター勝負!」

 「内野ー、ダブルー!」

 「外野下がって、下がってー」

 「外野4つあるよー」(注:「4つ」というのは、バックホームのこと)

 「逃げんなよー、逃げんなよー」

 「勝負、勝負!」

 

 などなど。懐かしい声がいっぱい、元気よく響いていました。

 

 技術や戦術の面では、25年前からはすごく進化していると思いますが、16歳から18歳の選手たちが声をからして張り上げる内容は、25年前とほとんど変わっていなくて。きっと35年前、45年前、そして100年前からみても、ほとんど変わっていないのでしょう。そういう声を聴くのは、とても楽しい時間でした。

 

 第1試合は常総学院が、第2試合は日大三が勝ちました。第2試合は東京の日大三高と開催県である千葉県の代表、習志野高校の組み合わせでしたので、習志野高校の応援の方が元気でしたが、ふしぎなもので、私は今千葉県に住んでいるのに、出身の東京の代表を応援してしまいました(笑)

 

 今日は快晴で、初夏というより、もう夏というような陽気で、ずいぶん日に焼けました。「あれ?ラウンドしてきたの?」と言われそうです(笑)

 

 野球場の緑も鮮やかになってきて、とてもきれいでした。

 

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(緑鮮やかな外野のフィールドは、25年前の私の「職場」。なんとも懐かしいです笑)

 

 平日の休み、若さあふれる高校生たちから元気をいただいた一日となりました。

 

 それにしても、選手たちも応援の生徒さんたちも、キラキラしているなあ……

 

 それがどうにもまぶしくて、ちょっと寂しい気持ちにもなった、初夏の一日となりました。

 

 今回はこのあたりで。

 

 おやすみなさい。

「体重移動態」と「回転態」

 ちょっと前の雑誌の記事になるのですが、坂田塾で有名な坂田信弘先生が、週刊パーゴルフ2018年5月1日号Vol.16のグラビア記事で、坂田信弘がマスターズで見た!世界のスイングに進化あり!」という記事をお書きになっていました。パトリック・リード選手(アメリカ)の優勝で幕を閉じた2018年マスターズ観戦記の中で、現在の欧米で主流となっているスイングについての論評(解説)です。お読みになられた方も多いのではと思います。

 

 記事の中で坂田先生は、スイングを大きく2つに分けられており、一方を「大きな体重移動はせず、その場の回転で打っていく回転態スイング」(18ページ)、もう一方を体重移動態スイング」(18ページ)と「定義づけ」をされています。なお、「捻転態」という言葉も使われており(18ページ)、体重移動態スイングというのは、捻転態スイングとほぼ同義のようです。

 

 ゴルフスイングにおいて体重移動」というのは大きなキーワードのひとつですが、この体重移動をほぼ行わず、その場の回転を重視して打つのが「回転態スイング」、体重移動をしっかりと行って打つのが「体重移動態スイング」というわけです。

 

 そして、現在の欧米においては「回転態スイング」が主流となっており、従来の(特に日本における)体重移動態スイング」は過去のものになりつつある、ということでした。

 

 体重移動態スイング、回転態スイングという言葉を坂田先生は以前からお使いになられていたのかも知れませんが、私は今回、初めて知りました。

 

 坂田先生がスイングを「回転態スイング」と「体重移動態(捻転態)スイング」の2つに切り分けてお話をされているのを読んで、スイングに関してうまくいかずに悩んでいた様々なことが、ストンと胸に落ちたように思いました。

 

 以下、少し長くなりますが、引用させていただきます。

 

 「日本は全体の調和の美を好み、求めてもきた。だから野球においてもピッチャーの投球フォームで、投球終わりに乱れのない美しさを求めた。体重の完全移動が必要であった。」

 「米国は回転態を好んだ。フィニッシュの崩れには頓着しなかった。」「左足一本立ちのフィニッシュは美しい。それは体重移動態スイングである。」「米国人は投げ終えた後の崩れは投球に影響しないと考えた。結果を重視しての合理性であった。」

 「日本は全体を大切にした。途中の先に結果があると考えた。」

 「米国は結果は結果と考えた。速い球、クセ球を投げるのにフィニッシュの美しさは必要かと考えた。」「なら速い球、クセ球を投げることのできる乱れのフィニッシュも美しさなり、と考えた。」

 「今、米国は体重移動多きスイングより、体重移動少なき回転態スイングが主流となっている。」(以上、19ページ)

 

 特に投手の投球フォームに例えられていた点は、「なるほど!」と思いました。私はゴルフのレッスンが野球に例えられる記事をあまり好みませんが(野球に関する知識が中途半端なものが多いので)、今回の坂田先生の記事は大いに納得できました。「そういうことだったのか」と。

 

 坂田先生のおっしゃる通りで、日本の投手は、ボールを投げた後もバランスよい姿勢をとることを重視します。一部を除けば、投球後にバランスを崩す(たとえば右投げの投手が、投球後に大きく左へ倒れ込むような)投手は少ないと思います。(実際、投げ終わった後にバランスを崩すようなフォームは、かなり早い段階で指導者に矯正されると思います。)

 これに対して、メジャーリーガーなどアメリカの投手は、全身のパワーをすべて注入してボールを「ブン投げた」後は、どうにでもなれ的な投手(?)が多いように思います。

 

 この差を「全体の調和を重視するか」「結果を重視するか」の違いからくるものと論じ、前者が日本のゴルフスイングであり、後者が欧米のゴルフスイングであると論じられた坂田先生は、やっぱりすごいです。

 (なお、日本では投手の投球フォームで投球後もバランスのよい姿勢を保つことが重視される点については、調和的美しさの点もさることながら、それ以上に「投手は9人目の野手である」という考え方、すなわち投手は投げ終わった後は打球に対して確実に対応できる守備姿勢を取るべきである、という考え方によるところが大きいように思います。投げ終わった後に直ちにバランスよく美しい守備態勢に入ることができる投手としては、有名な方では桑田真澄さんが挙げられると思います。)

 

 「ああ、自分が目指すスイングは、体重移動態スイングというものだったんだな」ということを、坂田先生の切り分けによって初めてスッキリと理解することができました。

 

 白状しますが、今までまじめに練習してきたつもりではありましたけど、知識のない私にはそもそもスイングは「手や腕を積極的に使う」タイプか、逆に「手や腕をなるべく使わない」ことを重視するタイプか程度の理解しかなく、前者をマニュアル系、後者をオートマチック系などという底の浅い区分けしかできていなかったのです。マニュアル系、オートマチック系という区分けは自分の中ではけっこうイメージしやすいものなので、今後も使っていくつもりではおりますが、「回転態」と「体重移動態」という坂田先生の用いられた言葉は、すごくイメージしやすいものでした。

  

 この坂田先生の区分けと同内容のことが明確に書かれているレッスン本は、私の少ないレッスン本読書歴の限りにおいてですが、おそらくなかったと思います。

 お時間のあるときに本ブログの「レッスン本レビュー」にもお目通しを願えればと思いますが、坂田先生の記事を読んだ今になって思うと、「3-1. レッスン本レビュー(国外)」でご紹介している本のほとんどは回転態スイングを指向するものであり、「3-2.レッスン本レビュー(日本)」でご紹介している本は、両者五分五分であることに気づくに至りました。

 特に私が最も参考にしている谷将貴先生の本は、ほぼ100%体重移動態スイングを指向されるもの、といって良いと思います。現在の主流であろうとなかろうと、私は体重移動態スイングを目指したいです。

 ただ、体重移動態を指向する本の中でも、「回転」という言葉が頻繁に用いられるため、私の読解力ではその本が真に伝えたいスイングのポイントを理解できていなかった、という面がありそうです。

 

 回転態スイングと体重移動態スイングという言葉を知ったうえでそれぞれのレッスン本を読むと、今までとはちがった面が見えてきそうです。新たな視点で、また読み直してみようと思います。非常に楽しみです。

 

 優れた記事を目にすると、自分の無知が恥ずかしくなります。坂田先生、ありがとうございました。

 

 今回は、かなり読みづらい文章になってしまいました。すみません。 

 

 また、しっかり勉強して、練習しようと思います。

トレーニング

 私、明日からトレーニングを始めようと思います。

 

 ゴルフを始めてから今まで「やらねば」とは思っていたのですが、生来の怠惰な性格ゆえ、ちょっとやってみてはすぐやめる、の繰り返しでした。ジムに入ってがんばろうとしましたが、気づけばお風呂に入って帰るだけの「お風呂会員」になり下がる始末で、とにかくサボり続けておりました。

 

 で、ちょっと前の話になるのですが、暇つぶしに立ち寄ったバッティングセンターで打席に立ったところ、まったく打てなかったんですね。

 

 バッティングセンターに備え付けられているバットは、少年野球用の軽い軟式バットです。とりあえず久しぶりなので、120km/hの打席に入りました。最低末端レベルとはいえ一時期は野球に熱中した私ですから、バットを持って打席に入るというのは、やはり身体が覚えているものです。無意識ですが25年前と変わらぬルーティンで、打席に入りました。

 後ろで少年野球の子どもたちが順番を待っていましたが、「少年たち、オジサンがお手本をみせてあげよう」とばかりに自信ありげな私。さあ、来い、マシンくん。

 

 ……速い!120km/hが、速い!

 

 当てるのがやっと、空振りもする。25球で、前に飛ばせたのは数えるほどしかなかったです。なんだかとても恥ずかしくなりました。子どもたちの冷ややかな目線から逃げるように、スゴスゴと打席を出ました。かなり悲しかったです。

 

 うーむ、と思って、少し球速を下げて、115km/hの打席に立っても同じ。

 

 あまりに面白くないので、100km/hまで下げてもダメ。

 

 3回、75球スイングして、もうヘトヘト。200円×3回=600円を返してくれ!と思いました(泣)

 

 バットを持って、打席に入り、スタンスをとるまでのルーティンをみたら、誰もが経験者だと思うはず。スイングも、けっこうシャープに振る方だと思います。

 

 でも、当たらない。飛ばせない。ファールがやっと、空振り連発。散々の結果に、もう笑ってしまいました。

 

 そのとき思ったのは、バッティングのイメージは完全に脳に記憶されているのですが、脳の指示どおりに身体が動かないんだなぁ、ということです。

 

 もはや少年野球用の軟式バット(硬式用とくらべると、オモチャみたいなバットです)すら振れないわけです。バットを振る腕、上半身の筋力もなく、スイングを支える下半身の筋力もないので、スイングが成立しないんですね。投球に対してバットを振っていくとき、バットの軌道を維持できないんです、たぶん。だから当たらない……

 

 私はつなぎ役の打者でしたからもともとパワーはないのですが、センターから右方向にカツーンと打ち返すのは得意な方でした。それが、もはや当てるのがやっと。

 

 そのとき、「あ、俺のゴルフ、手で打ってるだけなんだ」と認識させられました。自分では「ボディーターン学派」所属(?)と思って調子に乗っていましたが(笑)、バッティングセンターで打席に立ってみたとき、ああ、ゴルフでボディーターンなんて全然できてないんだな、と痛感させられました。

 100km/h~120km/h程度のマシン相手の打撃で散々というのは、まったく身体が動けず、何も反応できていない証拠です。だから、ゴルフでも実は打てていなくて、ただ器用な手と腕でクラブをヒョイと動かして、なんとなく打っているだけなんだな……

 

 無念です。しかし、自業自得です(泣)

 

 これは大変、悔しいので、トレーニングを始めようと思ったわけです。

 

 で、ようやく今日、その決意をしたと。

 

 25年前のような身体に戻ることはできなくても、43歳としては強い身体を手に入れたいなと思います。まずはスイングを支える下半身を鍛えよう。おー。

 

 しかし、続くかなァ……

 

 また3日くらいで挫折するんじゃないかなァ……

 

 「明日から」とか言ってる時点で、すでにダメなんじゃないかなァ……

 

 今回はこのあたりで、失礼いたします。

 

 今日も一日、おつかれさまでした。明日という一日が、良い一日となるといいですね。

プロの技術は真似できない

 今回書かせていただく記事は、以前から強く思っていたことです。

 

 ゴルフを始めた直後から、なんか変だな......と思っていたことがあるんです。

 

 このブログのタイトルも「レッスン本レビュー」というくらいですから、生来的に読書好きの私は数々のレッスン本を読んできましたし、これからも楽しく読んでいくでしょう。

 

 ゴルフ雑誌も好きで、大好きな「オーイ!とんぼ」が連載されていることから週刊ゴルフダイジェストを定期購読していますが、パーゴルフも好きで、けっこう買って読んでいます。

 

 レッスン本大好き、ゴルフ雑誌大好き、の私なのですが、それらを読んでいて、いつも大きな違和感が、どこかにあるのです。

 

 その違和感の正体は、実は明確で、ゴルフレッスン本やゴルフ雑誌のレッスン記事には、「本当の意味でのアマチュア向けのレッスンが、実は少ない」ということなのです。

 

 どのレッスン本も、レッスン記事も、そのほとんどは「プロはこうしている」式の記述にあふれています。特に雑誌のレッスン記事でその傾向は顕著で、ツアーの第一線で活躍しているプロ選手(男子プロ、女子プロ問わず)をモデルにして、人気のあるティーチングプロの先生やツアープロコーチの先生がその技術を解説して、「みなさんもこういうふうにやりましょう!」的な構成となっていることが、なんと多いことかと……(もちろん、モデルとなるプロ選手のイメージアップにもなりますし、記事が華やかになるので、そういうのは楽しいのですが)。

 

 これって、ふつうに考えると、おかしなことだと思うのです。

 

 なぜなら、「プロ」の技術を、ふつうの「アマチュア」が真似できるものではないはずだからです。遠慮なくいわせていただきますと、それは不可能です。

 

 プロがやっていることをアマチュアができるとすれば、そのアマチュア限りなくプロに近い能力を有しているトップエリートの方々だけだと思います。たとえば、本気でプロを目指している方とか、日本アマとか日本女子アマを本気で狙うレベルの方々といったような。著名な方では、往年の中部銀次郎さんのような。

 少なくとも、私のようなふつうの趣味のアマチュアには、到底不可能なはず。

 

 それなのに、多くのレッスン本やレッスン記事では、「プロのやっていることが、(ふつうの)アマチュアにも、まじめに練習すればできる」かのような論調で記述されているように思うのです。

 

 「そんなわけ、ないだろ」と……(笑)

 

 現在の高校野球の世界で、おそらく全国の頂点に立っているといって差し支えないチームとして、大阪桐蔭高校大阪府があります。もはや名将と評価の高い、西谷浩一監督(1969年生まれ、同校社会科教諭)率いる、有名プロ野球選手を多く送り出している超強豪校です。

 同校の練習には、プロ野球のオフシーズンなどにはOB選手が多く訪れるそうで、選手の方々は第一線で活躍する、同校の先輩でもある一流のプロ野球選手から、多くのことを学ぶようです(野球はプロ・アマ規定が厳しいですが、いろいろな形で、選手の方々はOBから学ぶのでしょう笑)。

 西谷監督ご自身も、「子どもたちが一流のプロ野球選手となったOBから学ぶことは多く、意識的に学ばせている」「甲子園だけでなく、その上のレベルを意識させている」という旨のコメントをおっしゃっていたように思います。

  

 これって、甲子園には無縁の(といいますか、甲子園なんて想像したことすらない)公立高校の弱小野球部で選手経験のある方(私のような方)は、おそらく「そうだよね」とご納得いただけると思うのですが、ものすごいハイレベルな話だと思うのです。

 一流のプロ選手の技術を「自分にも実現可能なものとして」学べるのは、大阪桐蔭(または、同レベルの強豪校)でプレーするハイレベルな選手だからできることであって、普通の高校の選手には、まず無理でしょう。ていうか、そんなこと考えもしません(笑)

 

 プロ野球選手のプレーに憧れて、どうにか真似しようとしたり、優れている点を学ぼうという姿勢は、おそらくかつての私のような弱小チームの選手にも、あると思います。

 私の時代だと、1990年代前半、ちょうど野村克也監督率いるヤクルトスワローズの黄金期で、外野手だった私は、俊足巧打、華麗な守備でファンを魅了する1番センター・飯田哲也選手が大好きで、飯田選手のプレーに憧れていました。神宮球場に観戦に行っても、テレビ中継を観ても、飯田選手の守備を観察して、自分のプレーに取り入れようとは思っていました(そういう選手、当時外野をやっていた小中高生の選手は多かったと思います)。

 でも、同時に「飯田選手のプレーが、自分にできるはずはない」こともちゃんとわかっていたので、あくまで頭の片隅で参考にする程度のことでしかなかったわけです。憧れはするけれど、自分にはできないものであることを、ちゃんと理解したうえで、ちょっとだけ参考にしている、という感じです。

 

 ゴルフのレッスン本も、雑誌のレッスン記事も、あくまでふつうのアマチュアが努力すればできて、スコアアップにつながる内容の記事、言い換えればプロとかアマチュアのトップエリートとかのレベルとは切り離した、本当に基本的で大切な部分をしっかり教えてくれるような、そんな記事が増えればいいなと思います。

 

 もっとも、探せばけっこうあるんですよね。ふつうのアマチュアであることを前提として、ふつうのアマチュアが努力すれば実践できる有益なレッスンが書かれている本も、けっこうあります。「プロ」という言葉が一切出てこない本もあります。

 

 私が谷将貴先生を好きなのは、先生が「アマチュアにできる範囲のこと」を明確にして、わかりやすいレッスンを展開されているからです。もちろん谷先生もお話の流れで「プロはこうしている」的なことをおっしゃることもありますが、それはあくまで余談で、主眼はふつうのアマチュアに実現可能なこと(中には相当練習しないとできない高度なものもありますが)を伝えるところにあるからなのですね。実際、先生のレッスンの中では「プロの真似をするな」というのもありますしNHKテキスト趣味どきっ 今どきっ!ゴルフはシンプル&スタイリッシュ 美しくなることは強くなること NHK出版 2017年 25ページ)

 

 そういう本も、また本ブログの「レッスン本レビュー」でご紹介していければいいなと思います。

 

 レッスン本やレッスン記事を参考にする際は、そのレッスンがふつうのアマチュアにとって実現可能な内容なのかを考えて、取捨選択すべきではないかと思っております。そうでないと、かなわぬ夢を見ることになりますから……(泣)

 

 今回はこのあたりで。

 

 今日も一日、おつかれさまでした。