母の見舞い
昨日は、しばらく入院していた母が退院したので、そのお見舞いというか、様子を見に行ってきました。
私が思っていたよりも元気そうだったので一安心というところですが、治療はこれからが本番ということで、その治療方法にもいくつかの選択肢があるようで、どれを選ぼうか悩んでいると聞きました。
私も素人なので、どのような治療方法を選ぶのがいいのか、まったくわからず、ただ母が思うままに、いろいろ話すのを聞くことしかできませんでした。
結局、現代の医学を信じるしかないのかな、ということになり、あとは昔の思い出話などをひとしきりして、お見舞いは終わりとなりました。
高齢の母が、まるでひとり言のように綴る思い出話といえば、おそらくどなた様のお母様も同じなのかなと思ったりもするのですが、はるか昔の、私が生まれたときのことから、私が小さな子どもの頃の話ばかりです。今までも、何度も聞いた、同じような話ばかり。
それに相槌を打ちながら、今年で43歳になる私は、自分ではけっこう長い時間を生きてきたと思っていても、母の中では、私は小さな子どものままなのだなと。
これでも一応、世の中のお役に立っているかどうかはわかりませんが、私なりに真面目に仕事をして、良い妻に恵まれて、社会人としてやってきたつもりではいて、少しは顔の皺も増え、ところどころに白髪の混じった私を前にして、それでも母の中では私は永遠に、私は小さな子どものままなのだな、と思うと、なんともいえない気分になりました。ある種の感傷と、寂寥と、そして一抹の後悔とともに、時間が流れることの残酷さといいますか、そんなことを感じました。
今の私には愛する妻がいて、愛するゴルフがあり、ささやかながら私が世の中に貢献できる仕事を与えてくださる方々がいて、十分に恵まれた日々を送っているつもりです。
そんな中で、時間は確実に流れて、季節は過ぎているのだな、と。そんなことを思いながら、私は深夜の高速道路を飛ばして、今の私のかけがえのない自分自身の家庭に戻りました。
およそ、「ゴルフ本レビュー」らしからぬ、とりとめのない記事となりました。
昨夜の天気予報によれば、本日の関東地方は荒れ模様とのことでしたが、午前7時を少し回った今のところでは、よく晴れていますね。
よい一日となればいいですね。
いろいろありますが、明日(5/5)は、「サロンパスカップ」の3日目を観戦に行く予定です。
いろいろ思うところあった後は、どこにも出かけずに、何もしないで家で過ごそうかとも思いますけれど、いろいろあるからこそ無理して出かけることも、ときには必要かな、などと思ったりして。
それでは、今回はこのあたりで。
例によって駄文となりました。
よき一日をお過ごしください!